名古屋で自社に合う嘱託産業医を探したいけれど、どこから始めればいいのか……とお悩みではありませんか?産業医には種類や要件があり、探す際には報酬相場や地域の相談先、紹介サービスなど、知っておきたいポイントがいくつもあります。
本記事では、名古屋での産業医選びをスムーズに進めるための具体的な方法を、わかりやすく解説します。
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そもそも嘱託産業医とは
常時50人以上の労働者を使用する事業場は、産業医を選任しなければなりません。そのなかでも、労働者数が50~999人の事業場では、非常勤で活動する「嘱託産業医」の選任が認められています。
嘱託産業医は、普段は勤務医や開業医として働いている医師などが、月1回から数回ほど事業場を訪問して業務を行います。具体的な業務内容は、職場巡視、長時間労働者やメンタルヘルス不調者への面談、健康診断結果の確認・助言などです。
また、衛生委員会や安全委員会に参加し、必要な意見を提供することで、企業の健康管理体制の強化にもかかわります。
産業医は、企業と労働者双方の立場を踏まえ、「健康障害の予防と安全で快適な職場づくり」を目的に活動する専門家です。勤務時間は限られますが、企業の実態を理解しながら助言を行う心強いパートナーといえるでしょう。
【あわせて読みたい関連記事】名古屋で産業医になりたい人必見!研修ネットくんとは
愛知県医師会認定の「研修ネットくん」を知っていますか? 愛知県医師会が主催する認定産業医向け研修会のスケジュールを確認できたり、直接申し込みもできたりする便利なサイトなのです。
これから産業医を目指したい方に向けては、認定産業医の資格取得のための研修会を開催しています。研修では前期14単位、実地10単位、後期26単位の計50単位の履修が必要となります。
前期は総論から健康管理、メンタルヘルス対策、作業環境管理、有害業務管理、産業医活動の実際など幅広い内容について基礎的な研修が行われます。実地研修では職場巡視などの実務的な研修のほか、環境測定実習などの実務的な研修が行われます。後期研修では地域の特性を考慮した実務的な研修が行われます。
愛知県医師会では、前期研修会は原則毎年4月に2日間の日程で開催しています。基礎研修は修得の順序や期間の定めがないため、スケジュールに合わせて受講可能な研修会から選択することができます。
産業医研修会を受講後に受講修得単位が発行されるため、産業医学研修手帳(1)に記録し、産業医資格申請の際に提出します。「研修ネットくん」では、愛知県医師会会員の場合、マイページから単位取得状況などを確認することができるため、仕事と両立しながら認定産業医の資格を取得したい方にもおすすめです。
産業医の登録有効期間は5年間で、資格更新には認定有効期間内に生涯研修を20単位以上修得する必要があります。更新研修、実地研修、専門研修でそれぞれ1単位以上の修得が必要ですが「研修ネットくん」ではスケジュールの確認や申し込みもできるので、計画的に研修に参加することが可能です。
「研修ネットくん」の生涯研修では「労働と生活に困難を抱える人々へのアプローチ」や「裁判例からみる職場のハラスメント」など定期的にさまざまなテーマで研修が開催されています。
また、うつ病に関して、職場環境、治療法、精神科などとの連携方法などの基礎知識をテーマとした「かかりつけ医等、心の健康対応力向上研修会」も開催されています。産業医はうつ病などの精神疾患の患者とかかわる可能性が高いため、こうした研修への参加で継続的に学び続けることも大切でしょう。
名古屋で嘱託産業医になる方法をご紹介!
産業医の資格を活かして名古屋で嘱託産業医の仕事をしたいと考えている方には、まずは名古屋市医師会への求職登録をおすすめします。無料で職業紹介を実施しているため、地域で産業医を必要とする多くの企業から案件が集まる可能性があり、自分に合った職場との出会いが期待できるでしょう。
また、医師の紹介会社に登録する方法も有効です。紹介会社では契約に至るまでの手続きの代行や、就業後のサポートが受けられる場合もあり、初めて産業医として働く際には自身への負担が軽減されるのでおすすめです。
まずは登録をしてみて、かかわりたい業種や本業との両立、条件面などを比較しながら自分に合う職場を探してみてはいかがでしょうか。また、以下で産業医の資格の取得方法も解説しますので参考にしてみてください。
【あわせて読みたい関連記事】産業医の要件
産業医は医師であることに加えて以下のいずれかの要件を満たす必要があり、より専門的な知識が必要とされています。
(1)法第十三条第一項に規定する労働者の健康管理等(以下「労働者の健康管理等」という。)を行うのに必要な医学に関する知識についての研修であつて厚生労働大臣の指定する者(法人に限る。)が行うものを修了した者
(2)産業医の養成等を行うことを目的とする医学の正規の課程を設置している産業医科大学その他の大学であつて厚生労働大臣が指定するものにおいて当該課程を修めて卒業した者であつて、その大学が行う実習を履修したもの
(3)労働衛生コンサルタント試験に合格した者で、その試験の区分が保健衛生であるもの
(4)学校教育法による大学において労働衛生に関する科目を担当する教授、准教授又は講師(常時勤務する者に限る。)の職にあり、又はあつた者
(5)前各号に掲げる者のほか、厚生労働大臣が定める者
(引用:労働安全衛生規則 | e-Gov法令検索”労働安全衛生規則第14条第2項”)
産業医資格を取得する方法
もしも上記の要件を満たしていない場合でも、新たに研修を修了したり試験に合格したりすることで産業医として働くことは可能です。
「研修ネットくん」の認定産業医の資格取得のための研修会は、日本医師会認定産業医制度にあたります。所定のカリキュラムを50単位以上修了することで産業医資格を取得することができます。
なお、産業医科大学の研修では「産業医学基本講座」として、大学所在地の北九州市で4~5月の約2ヵ月間、東京では6月~10月の約5ヵ月間、講座を開講しています。
名古屋の産業医の報酬相場を解説!
産業医として働くにあたって、報酬相場がどれくらいか気になりますよね。嘱託産業医の報酬は、一般的に業務内容や勤務時間により変動し、労働者数が多いほど報酬も高額になります。
- 基本報酬(100人以下)月額50,000円以上
- 基本報酬(901~999人)月額185,000円以上
- ストレスチェック対応1人につき別途500円
ストレスチェック後の面談などの産業医活動を実施する場合には、1回当たり別途21,500円が目安とされています。また、臨時で仕事をした場合には1回当たり20,000円が手当の目安として設定されています。
(引用:嘱託産業医報酬の目安(愛知県医師会産業保健部会))
名古屋の産業保健サービスについて知りたいー相談するなら産業保健総合支援センターへ
愛知産業保健総合支援センターでは、労働者50人未満の事業場で働く人を対象とした健康相談や健康指導などの産業保健サービスを無料で行っています。
50人未満の事業場では産業医の選任義務はありませんが、労働安全衛生法に基づき健康診断などを実施する義務があります。そのため、健康診断の結果についての医師からの意見聴取のほか、メンタルヘルスに関する相談、長時間労働者への面談など幅広い産業保健サービスを提供しています。
産業医の選任義務はないけれど早めに産業保健サービスに取り組みたい、という企業にとっては魅力的なサービスです。
サービス内容と申し込み方法
産業保健総合支援センターでは、メンタルヘルスを含む健康管理の相談、健診結果に基づく医師の意見聴取、長時間労働者・高ストレス者への面接指導など、幅広い産業保健サービスを無料で提供しています。
利用するには事前申し込みが必要です。申込用紙に必要事項を記入し、事業場の所在地を担当する地域産業保健センターへFAXで提出するほか、専用フォームからメールでの手続きも可能です。
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POINT
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【1】2名体制の充実サポート 産業医と産業看護職が連携し、企業の産業保健業務をきめ細やかに支援します。 -
【2】オンライン×訪問のハイブリッド 小規模拠点でもオンライン面談を活用し、全従業員へ平等なケアを提供可能です。 -
【3】圧倒的なコストパフォーマンス 月額3万円〜という低価格で、法定要件を網羅した体制構築が叶います。
費用は契約時の初期費用が5万円から、基本プランは月額3万円と低コストで導入しやすい価格設定になっています。訪問の場合は時間や内容に応じて交通費を含めた別途料金がかかりますが、事前に見積もりを行ってから依頼することができるので安心です。
産業医との契約に不安がある場合は、まずはエス・エム・エスの「リモート産業保健」からスタートしてみてはいかがでしょうか。
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