企業情報
世界トップクラスのロールフォーミング(成形)技術を持つ、自動車関連品目を製造するメーカー。世界最大手自動車メーカーの利用品目において圧倒的なシェアを誇る。グループ全体で1600名を超える従業員が在籍しており、福利厚生サービスや健康経営に関するお取組みも積極的に行われている。今回は、産業医の切り替えに伴い導入した、グループ内の別拠点の産業保健業務も本社管理できるカバーできるリモート産業保健のプランの魅力についてお話をお伺いしました。
導入したサービスプラン詳細
・産業看護職サポート:1ヶ月に1回
・衛生委員会の立ち上げ・運営支援:あり(一部サポート)
・産業保健に関連する業務代行(書類作成・産業医への日程調整など):あり
導入前の課題から課題解決まで
リモート産業保健を導入する前の課題やお困りごとはどんなことでしたか?
弊社は従業員が50人以上在籍する事業所が5か所、50名未満の事業所が3か所ある企業グループを展開しています。
産業医については、ある事業所で定期健康診断を実施していただいている検診機関と契約をしておりました。しかし、休職・復職者に対する就業判定の依頼をしていたにもかかわらず、実施されておらず、労働基準監督署より指摘されておりました。
また、産業医による職場巡視はなく、従業員のメンタルヘルス不調などによる産業医面談や休職者対応などの柔軟な対応もなされておりませんでした。
リモート産業保健を導入した目的を教えてください。
リモート産業保健を導入する前に課題となっていた労働安全衛生法の法令順守を最優先に考え、県外にある工場でも同一で対応してもらえる、リモート産業保健のプランを選択しました。
リモート産業保健を選んだ決め手は何ですか?
まず、費用面で割安と感じました。また、本社とは別の工場や県外にある別グループ法人も、リモート産業保健であれば同じ支援内容で契約でき、本社で運用管理できるメリットがあったことが決め手でした。
実際に利用してみた所感を教えてください
現在は隔月で産業医の先生に訪問いただき、安全衛生委員会に参加していただいているほか、職場巡視や意見交換なども実施しています。また、定期健康診断結果の意見聴取に合わせて、従業員面談も行っていただいております。産業医が来社されない月は、Webミーティングで産業看護職の方に安全衛生委員会に参加してもらっています。毎月、コンスタントにお顔を合わせる機会があるため、非常に安心感があります。
リモート産業保健を利用して得られた効果を教えてください
グループ各法人・各工場で統一した法令対応をとることができ、本社で管理しやすくなりました。
弊社はグループ全体の従業員数が多いのですが、リモート産業保健のサービスを利用することで、人事も産業保健業務以外の通常業務に時間を割くことができています。
今後、リモート産業保健をどのように活用していきたいですか?
まずは、グループ全体での法令順守を第一に考え、従業員の健康管理・作業環境・職場環境の改善に努めていきたいと思います。今後もリモート産業保健からの支援を活用することで、日々の業務改善を推進していきたいと思います。
今回は、産業医との契約を見直すタイミングで、リモート産業保健にお切り替えいただいた企業様へお話を伺いしました。「自社でも産業医との契約はあるけど、実際に法令順守ができているのだろうか?」と考えている企業担当者様も、なかにはいらっしゃるのではないでしょうか。産業医との契約で気になる点がございましたら、弊社でもご相談を承っております。
他にも、リモート産業保健のご活用方法について紹介した資料がございますので、気になる方はぜひこちらもご確認ください。
まとめ
今回は、産業医との契約見直し実施に伴い、リモート産業保健のご利用を始められた企業様へお話を伺いました。
他にも、リモート産業保健のご活用方法についてご紹介した資料がございますので、気になる方はぜひこちらもご確認ください。
※企業担当者の画像はイメージとなります。
企業担当者さまからのコメント
私自身、別の業界を定年退職し、現在の職に就いております。当初は法令上の知識がなく、産業医契約の見直しを迫られ右往左往しましたが、リモート産業保健との契約を通じて、労働安全衛生法の法令遵守が図れたことは非常に良かったと思います。
(土日祝・年末年始・GW休暇は除く)