企業情報
建設機械や農業機械、産業設備などの燃料用タンク、作動油タンク、マフラーをはじめとした、さまざまな「ハコモノ」と呼ばれる建設機械の外装部品を製造する企業。用途に応じて特殊性・多様性が増すハコモノを、顧客の要望に応じ、設計から製造までを一貫して、独自の技術と妥協なき品質で製造できることが強み。積み上げてきた独自のノウハウと新しい技術への意欲的な挑戦により、高品質な製品造りを続けている。
今回は産業医体制の見直しに伴い、長時間労働者へ産業看護職面談も活用することで従業員のメンタルヘルス対策の体制を構築された企業様にお話を伺った。
導入したサービスプラン詳細
・産業医訪問:2ヶ月に1回
・産業看護職面談:1ヶ月に1回(リモート)
・衛生委員会の立ち上げ・運営支援:あり
・産業保健に関連する業務代行(書類作成・産業医への日程調整など):あり
導入前の課題から課題解決まで
リモート産業保健を導入する前の課題やお困りごとはどんなことでしたか?
弊社は、リモート産業保健を利用する前に、別の産業医の先生に産業保健業務を依頼していました。しかし、産業医と職場巡視の日程がつきづらいことが課題でした。また、月によっては規程の残業時間を超える社員が10数名程度出ていたのにもかかわらず、産業医との面談ができていないことも課題でした。
リモート産業保健を導入した目的を教えてください。
上記の課題を解決し、法令順守対応をしっかりとやっていきたいと考えました。そこでインターネットで調べたところ、リモート産業保健を見つけたため相談しました。これまでは、弊社でやらなければならない産業保健の関連業務が多かったのですが、産業看護職の方のサポート体制が充実していた点と、産業保健業務の対応時間や実施方法を臨機応変に調整いただける点が魅力的だと感じました。
リモート産業保健を選んだ決め手は何ですか?
先述したように、産業看護職の方の業務サポートが充実していた点に魅力を感じました。他には、衛生委員会の実施サポートを受けたい、長時間労働者へのメンタルヘルス対策をしたいとも考えていました。長時間残業者が出た際には、その社員への面談が第一優先だと考えていたこともあり、現在では、対応が必要な社員が複数人出たとしても、産業看護職による面談を実施し、必要時には産業医の先生へつなげていただく形でカバーできています。
実際に利用してみた所感を教えてください
衛生委員会については、もともと安全衛生委員会として毎月開催していたため、サービス契約後は、衛生委員会と安全委員会を区別して開催したいと考えておりました。安全面については安全委員会で話し合うため、産業看護職の方には衛生委員会のみに参加いただいております。衛生委員会実施の際は、産業看護職の方からテーマの提案、司会進行、議事録作成全般のサポートを行っていただいており、大変助かっております。職場巡視の結果は委員会内で報告いただき、産業看護職の方に記録作成も行なっていただいております。
リモート産業保健を利用して得られた効果を教えてください
サービスの利用を開始して1年未満なので、効果はまだ実感できておりません。ただ、産業保健業務は時間をかけてやるべきことをやっていくものと考えていますので、今後、効果が出てくるのではないかと推察しております。
まとめ
今回は、産業医との契約見直し実施に伴い、リモート産業保健のご利用を始められた企業様へお話を伺いました。
他にも、リモート産業保健のご活用方法についてご紹介した資料がございますので、気になる方はぜひこちらもご確認ください。
※企業担当者の画像はイメージとなります。
企業担当者さまからのコメント
衛生委員会のサポートをはじめ、全体的に満足しております。引き続き、法令順守のための対応を中心に取り組んでいきます。
(土日祝・年末年始・GW休暇は除く)